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当社は「この国の、モノづくりと人づくりを支え続ける」という経営理念のもと、子どもたちの健全な成長を支援するための多様な取り組みを展開しています。子どもたちが健全に成長することは、社会全体の発展に不可欠であるという想いから、教育や生活支援の分野で具体的な取り組みを行っています。

子ども食堂への支援では、貧困に苦しむ子どもたちのために野菜を提供しています。また、埼玉県八潮市に所有する野球グラウンドを、活動の場として少年野球チームに無償で提供しています。これらの活動は、子どもたちの成長を支えるものであると認識しており、この国の発展のためにも当社が担うべき責任であると考えています。

加藤文明社が取り組む子ども食堂支援への想い

日本に暮らす人々の9人に1人が貧困に苦しんでるという話を知ったことが、当社が子ども食堂への支援を始めたきっかけになります。加藤文明社ではそのような状況にある子どもたちを少しでも救いたいという想いから、青森県の「なんごうゆめファーム」さんから無農薬、無化学肥料栽培の野菜を調達し、東京都・中野区内にある子ども食堂「旬香亭あーち」さんに届けるという支援を行っています。
子ども食堂では、「いただきます」「ごちそうさまでした」という挨拶を子どもたちに必ずやってもらう、食事中はスマートフォンを触らないようにルールを決めるなど、子どもたちへの食育も実施しています。また、会話しながら食事をする温かいコミュニケーションの場があることは、お腹がいっぱいになる以上のセーフティーネットになっているとも感じています。自然と横のつながりが広がっていき、子ども食堂がある種のコミュニティになりつつあります。
当社は子ども食堂への支援を通じて、日本が抱える社会問題に向き合う方々を応援しています。

子どもたちの成長に欠かせない運動の場となる八潮の野球グラウンド

主要事業として、教科書や学習参考書など子どもたちが勉強に使用する印刷物を長年製造している当社にとって、「教育」は切っても切り離せません。経営理念にある「人づくり」には、勉強だけでなく「運動」も含まれます。子どもたちの運動を支える取り組みとして、当社では埼玉県八潮市に野球グラウンドを所有しており、現在は少年野球チームに無償で提供しています。
本施設は、子どもたちが野球を通じて運動をする場所であり、体を動かして体力をつけ、チームでプレーすることによって社会性を磨く場所です。この場所を維持し続けることも、子どもたちの教育に携わる当社の活動として欠かせないと捉えています。

多様な色の見え方に対応するための取り組み

日常的な生活の中で、色の見え方に特異性を持つ人もいます。この状態は一般に色弱と呼ばれています。日本では男性の約20人に1人、女性の約500人に1人、日本全体で約300万人以上いると考えられています。
当社は2012年2月16日に、すべての人に平等な色情報を提供するための技術を学んでいくことを目的として、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の賛助会員となりました。主要事業として印刷している教科書にも、文字や図版など多くの色情報が掲載されています。手に取ったすべての人が読みやすい印刷物をお届けするため、色の選択や組み合わせに配慮した制作に対応できるよう努めています。